時計修理事例

珍しいオメガの音叉時計

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電池交換に持ち込まれたオメガの腕時計。30年ほど放置してあったそうです。
裏蓋を開けると・・・やはり電池が漏液して白い粉が噴いています。
おや?よく見るとコイルが2個あってプラスマイナスの調整ダイヤルが付いています。
これは40年ほど前にブローバ社が開発して話題になった「音叉時計」です。
コイルの横が音叉の形をしているでしょ?この音叉に電圧で振動をおこして、そこから時間のリズムを取っているんですね。
まだクオーツが開発される前の機械で画期的な機械だったんです。しかしオメガに音叉時計を採用した機種があったとは知りませんでした。
予想通り新しい電池を入れ替えても動きません。しかし、この音叉時計は修理が大変難しい!全国の時計屋さんで直せる所がほとんどない。ただ1店だけ音叉時計を専門に直しているところがあるのですが、修理代が5万円ほどかかるんです。
しかしこのオメガは18金製なので直す価値がある...!!!!
なんとかできないかと業者に問い合せ、1週間後に返事がありましたが、部品がなく修理不能とのこと・・・

そこでウルトラCの裏技!この中にクオーツの機械を移植することにしました。移植手術は無事成功!代金は32,400円(税込)です。(完成後の写真を取り忘れましたが、文字盤も針もそのままで完成しました)

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