時計修理事例

黒色になったカルティエの変色修理

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 黒く変色したカルティエの腕時計です。長い間放置をしておくとこのような黒色になってしまいます。原因は18金メッキに含まれている銀の酸化です。特にカルティエは本体に銀(Silver 925)を使っているのでさらに酸化を進めているように思います。
 18金は75%の純金と25%の銀や銅の合金です。この含有されている銀が酸化して黒く変色します。実は宝飾品の指輪なども同じで陽があたるショーウインドーに並べられた18金の指輪やネックレスも長期間陳列しておくとやはり黒っぽい金色に変色してしまいます。
 では、変色を防ぐにはどうしたらいいのか?それは時々身に着けて使用することです。身に着けることによって表面に摩擦が生じて変色を防ぐことが出来ます。何年も前にティファニーのシルバーのオープンハートペンダントが大流行した時期があります。この時も毎日首にかけて身に着けていた人は変色せず、大事に袋にしまっていた人は真っ黒に変色していました。これと同じことです。
 さて写真を見ていただくと取り出した電池に白い粉が付着しているのが分かると思います。これは長い間放置したことにより漏液(電池からの液漏れ)を起こして液が乾いた後です。この白い粉が時計内部に侵入し歯車に付着すると時計が動かなくなります。さらに運が悪いと漏液した液体で電池と接する金属パーツが破損することもあります。
 このように時計を使わずに何年も放置すると18金メッキが変色したり、漏液で電池交換をしても動かないということになります。大きな修理費用がかからないようにする為には腕時計は時々身に付け、電池が切れて止まっている時計は早めに電池交換をしてください。

写真のカルティエの変色を取る修理は6,600円(税込)です。またメッキが剥離したり剥げている場合は研磨と再メッキが必要となり料金は17,600円です。修理ご希望の方にはお近くのコンビニから無料で当店へ着払いで送ることが出来る「送付パック」をお送りいたします。

CARTIER repair -2

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